专利摘要:
本発明は、ダブルチューブの端部を加熱するために適応された熱ガスノズルであって、当該ダブルチューブは第1のチューブと第2のチューブとを備え、当該熱ガスノズルは、ダブルチューブの内部に位置する箇所を熱空気で加熱するのに適応された出口開口部を有する第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートとを備えており、熱ガスノズルはさらに、ダブルチューブの外側およびチューブ間に位置する箇所を熱空気で加熱するのに適応された出口開口部を有する第1の外側ノズルインサートと第2の外側ノズルインサートとを備え、ダブルチューブがシールされた後に当該箇所はチューブを接合する、熱ガスノズルに関する。本発明はさらに、熱ガスノズルを備えるチューブ充填機と、ダブルチューブをシールおよび接合するための方法とに関する。本発明の目的は、ダブルチューブのシールを改良することである。
公开号:JP2011515241A
申请号:JP2010547590
申请日:2009-02-17
公开日:2011-05-19
发明作者:ヤン・ニルソン
申请人:ノルデン・マシーナリー・アーベー;
IPC主号:B29C65-10
专利说明:

[0001] 本発明は、請求項1のおいて書きに記載のダブルチューブのための熱ガスノズルと、請求項10に記載のチューブ充填機および請求項11のおいて書きに記載のダブルチューブをシールし互いに接合するための方法に関する。本発明は、互いに隣り合って配置されかつ共通のショルダ部を有する2つのチューブを備えるダブルチューブに関する。]
背景技術

[0002] ダブルチューブ、たとえば異なるタイプの2つのチャンバあるいはマルチチャンバのチューブは、何らかの理由でパッケージ内で混合されてはいけない、異なるタイプの製品あるいは成分を梱包するために用いられる。これは、たとえば、化学的あるいは別の方法で、相互接触によって反応する製品に当てはまるであろう。このタイプの製品にとっては、チューブから中身が部分的にあるいは完全に出されたときに、そのような反応が始まることが望ましい。当該製品はしばしば、特定の混合ノズルが使われないのであれば、均質な組成物を得るために、混合されることを必要とする。それゆえ成分は、そのような状態下で、チューブ内で別々に保管されなくてはならない。]
[0003] ダブルチューブはまた、化学的に反応しないが、それにもかかわらず、たとえば美的理由で互いに離されて保管されるべき製品のために用いられてよい。このような例の1つは、製品が特定の外観を与えられるように、成分がチューブから出されたときに、成分を所定のパターンに成形することである。この例は、ストライプの歯磨きと、ストライプの魚卵スプレッドである。]
[0004] ダブルチューブは、内側隔壁を有するシングルチューブあるいはショルダ部で接合された2つのチューブから構成され得る。]
[0005] ダブルチューブのシールは素早く確実であること、かつ充分な気密性と適切な外観とをもたらすことが、重要である。チューブのシールは、チューブの充填と同じ製造フローで行われるため、充填と加熱とシールとは、システムのアンバランスを作らないために、同じ作業行程で行われなくてはならない。それゆえ、加熱がシステムのスピードの限定要素とならないように、加熱が少なくとも他のオペレーションと同じ速さで実施され得ることが重要である。]
[0006] チューブの接合はしばしば、加熱されたクランプ顎を使って行われる。加熱と接合とは、これらの状況において、チューブ素材を一緒に加圧して加熱し従って溶解させることによって、同じオペレーションステップで行われる。熱空気によってチューブ素材を加熱することも知られている。たとえば特許文献1から、互いに隣り合って配置されたダブルチューブ用の素材を、熱空気で加熱することが知られている。ダブルチューブは、後続するオペレーションステップにおいてシールされる。ダブルチューブをシールするための示された方法が、場合によっては容認可能な結果をもたらしたとしても、なお改良と発展の余地がある。]
先行技術

[0007] 国際公開第94/19251号パンフレット]
発明が解決しようとする課題

[0008] それゆえ本発明の目的は、ダブルチューブ用の改良された熱ガスノズルと、ダブルチューブをシールし接合するための改良された方法とを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0009] 本発明に係る当該問題の解決法は、熱ガスノズルに関する請求項1の特徴部分と、チューブ充填機に関する請求項10と、ダブルチューブをシールし接合するための方法に関する請求項11とに記載されている。その他の請求項は、熱ガスノズルと、本発明に係る方法との有利な実施形態と、さらなる発展形態とを含んでいる。]
[0010] ダブルチューブの端部を加熱するために適応された熱ガスノズルであって、ダブルチューブが第1のチューブと第2のチューブとを備え、熱ガスノズルが第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートとを備え、内側ノズルインサートが、ダブルチューブの内部に位置する箇所を熱空気で加熱するのに適応された複数の出口開口部を備える熱ガスノズルについて、本発明の目的は、熱ガスノズルがさらに第1の外側ノズルインサートと第2の外側ノズルインサートとを備えることで達成され、その際に外側ノズルインサートが、ダブルチューブの外側およびチューブ間に位置する箇所を加熱するよう構成された複数の出口開口部を備え、ダブルチューブがシールされた後に当該箇所はチューブを接合する。]
[0011] 本発明に係る熱ガスノズルの当該第1の実施形態によって、熱ガスノズルは、ダブルチューブのチューブ内側を加熱するための2つの内側ノズルインサートと、ダブルチューブのチューブ間の外側箇所を加熱するための2つの外側ノズルインサートとが設けられている。それゆえ本発明の熱ガスノズルは、2つのチューブの確実な接合とともに、2つのチューブの確実なシールを保証する。]
[0012] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利な第1の発展形態においては、第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートとは、出口開口部からの空気の流れを導くよう構成された突出縁部を備えている。これの有利な点は、熱空気を、熱せられるべきではない箇所から離れる方向へ向けることができ、その結果、不必要な加熱を防止できるということである。]
[0013] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートおよび第1の外側ノズルインサートと第2の外側ノズルインサートとは、熱空気ノズルに取り外し可能に取り付けられている。これの有利な点は、ノズルインサートを、洗浄、交換あるいは調整のために取り外すことができるということである。異なる大きさのノズルインサートに換えることもできる。この方法で熱ガスノズルは、熱ガスノズル全体を交換する必要なく、改造できる。]
[0014] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートはそれぞれ、ガイド端部を備えている。これの有利な点は、ダブルチューブのチューブを熱ガスノズルの上へガイドすることができ、より確実なチューブの加熱をもたらし、その結果ダブルチューブのより確実な接合をもたらすことである。]
[0015] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、第1の内側ノズルインサートの出口開口部の総面積が、第2の内側ノズルインサートの出口開口部の総面積と異なっている。これの有利な点は、異なる量の熱空気が、それぞれのチューブに向けられることであり、すなわちそれぞれのチューブが最適な方法で個別に加熱されることを意味する。これにより、異なるチューブ素材から成るチューブを、確実な方法でシールしかつ接合することができる。]
[0016] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、第1の内側ノズルインサートあるいは第2の内側ノズルインサートあるいは第1の外側ノズルインサートあるいは第2の外側ノズルインサートの少なくとも1つが、分離した熱空気コンジット(hot air conduit)からの熱空気を供給される。これの有利な点は、異なるノズルインサートが、個別の方法で熱空気を供給されることであり、すなわちそれぞれのノズルインサートへの空気の流れは、必要に応じて適応されることを意味する。その結果空気の流れは、熱空気ノズルを交換することなく、異なるチューブ素材に適応され得る。]
[0017] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、熱ガスノズルはさらに、熱ガスノズルと連携するために適応された冷却リングを備えている。これの有利な点は、加熱されるべきではないダブルチューブの箇所が、安全な方法で加熱から保護され得るということである。]
[0018] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、冷却リングが2つの開口部を備えており、当該開口部に第1の内側ノズルインサートと第2の内側ノズルインサートがはまる。これの有利な点は、加熱されるべきではない箇所の保護が改良されることである。]
[0019] 本発明に係る熱ガスノズルの、有利なさらなる発展形態においては、開口部はガイド面を設けられている。これの有利な点は、熱ガスノズルでのダブルチューブのガイドが改良されることである。]
[0020] 本発明に係る、有利なチューブ充填機においては、チューブ充填機は本発明の熱ガスノズルを備えている。]
[0021] 互いに隣り合って配置された第1のチューブと第2のチューブとを備えるダブルチューブをシールしかつ一緒に接合するための、本発明に係る方法であって、第1のチューブと第2のチューブの内部箇所を内側ノズルインサートで加熱するステップと、第1のチューブと第2のチューブの外部箇所を外側ノズルインサートで加熱するステップであって、その際にダブルチューブがシールされた後に加熱された外部箇所がチューブを接合するように、加熱された箇所が第1のチューブと第2のチューブとの間に位置するようになっている、加熱するステップと、ダブルチューブの端シール部をクランプ顎でシールし接合するステップとが含まれている。当該方法によって、2つのチューブの確実な接合とともに、確実な方法でシールされることが保証される。]
[0022] 本発明に係る方法の、有利なさらなる発展形態においては、ダブルチューブの内部箇所と外部箇所とは、同時に加熱される。これの有利な点は、加熱がより早いことと、かつ1つの箇所が冷却しないため、加熱の再現性が改良されることである。]
[0023] 以下、本発明について添付の図で示される実施形態を参照してより詳細に記述する。]
図面の簡単な説明

[0024] シールされていないダブルチューブを示す図である。
シールされたダブルチューブを示す図である。
本発明に係る熱ガスノズルを示す図である。
本発明に係る熱ガスノズルの側面図である。
本発明に係る熱ガスノズルとともに使用されるために適応された冷却リングを示す図である。]
実施例

[0025] 以下に記述される、さらなる発展形態を有する本発明の実施形態は、単に例としてみなされることになり、特許請求項によってもたらされる保護の範囲を決して限定するものではない。]
[0026] 図1は、チューブショルダ部4で結合した第1のチューブ2と第2のチューブ3とを備えるダブルチューブ1を示している。チューブショルダ部は、第1のチューブ2と第2のチューブ3の内容物を別個に流出させかつ連続して混合するための排出通路(図示せず)を備えている。排出通路はいずれも、それぞれから分離されていてよく、その結果、それぞれのチューブの内容物の流出は、完全に分離される。これは、チューブが、互いに化学反応を起こす物質を備えている場合に有利である。チューブの内容物が流出の際に混合されるよう、排出通路が連結されていてもよい。排出通路は、たとえば、チューブの内容物のパターンに成形されていてよい。チューブショルダ部4は、キャップ5を備えている。排出断面の形が円形になるよう、排出通路が連結されているとき、キャップは、押込みキャップかあるいはスクリューキャップのいずれかであってよい。] 図1
[0027] 示された実施形態においては、第1のチューブと第2のチューブとは、チューブショルダ部以外の箇所において円形の横断面を備えており、たとえいくらか楕円形をした横断面も可能であっても、後述されるシールのためには円形の横断面が好ましい。これは部分的には、選択された、チューブの製造方法に依存する。]
[0028] ダブルチューブ、すなわち第1のチューブと第2のチューブ用の素材の選択は、意図する用途に左右される。通常、バリア層を有するあるいは有さないポリオレフィン型の熱可塑性物質、たとえばポリエチレン、ポリプロピレンなどが用いられる。熱空気活性化技術と、記述される熱シール技術とを応用することができるようにするために、図1におけるダブルチューブの、開いた端部が、熱シール可能な素材を備えていることが重要である。] 図1
[0029] ダブルチューブ1は、チューブ製造業者から供給される多数のダブルチューブがたくさん詰められた輸送パッケージから直接、チューブ充填機に挿入される。第1のチューブと第2のチューブとが、同じあるいは異なる素材から成る場合に、ダブルチューブを密閉してかつ美的に端シールすることが、重要な目的である。そのような端シールは図2に示されており、端シール部6が示されている。この理由で、本発明は特有の熱活性化プロセスを提供する。] 図2
[0030] 本発明に係るチューブ充填機の作業場において、ダブルチューブ1の開いた端部が加熱され、その後続く作業場においてクランプ顎、好ましくは冷却された顎によって熱シールされる。これに関連して、それぞれのチューブが満足のいく方法でシールされるだけではなく、2つのチューブが同じシールプロセスにおいて、満足のいく方法で接合もされることが重要である。そのようなシールを得るために、シールされることになっているすべての面が、類似の方法で熱処理されることが重要である。これは、チューブの端部の内側が熱処理されることを意味する。さらに、互いに向けられている、チューブの端部の外側面すなわち、シールの後に互いの方を指す外側部分も、熱処理される。これにより、それぞれのチューブの端部も、両チューブの端部も、確実に良好に接着され、確実に密封してかつ美的に端シールされる。]
[0031] 本発明の好適な実施形態に係る熱ガスノズル10、好ましくは熱空気ノズルが、図3に示されている。熱空気ノズル10はノズル本体11を備え、当該ノズル本体にノズルインサートが取り付けられている。ノズル本体は、別の形状も考えられ得るとしても、円形が好ましい。示された例においては、ノズル本体11は、第1の内側ノズルインサート12と、第2の内側ノズルインサート13と、第1の外側ノズルインサート14と、第2の外側ノズルインサート15とを備えている。第1の内側ノズルインサート12はガイド端部18を備え、第2の内側ノズルインサート13はガイド端部19を備えている。] 図3
[0032] ノズルインサートは、示された例において、たとえばストップスクリュー16によって、ノズル本体に取り外し可能に取り付けられている。ストップスクリューを使用することによって、たとえば洗浄、調整あるいは交換のために、ノズルインサートを容易にノズル本体から取り外すことができる。1つあるいはそれ以上のノズルインサートを、取り外せないように、たとえば、はんだ付けによって取り付けることも可能である。一例では、内側ノズルインサートは、たとえばチューブの誤った充填によってチューブ内の製品に接しているかもしれないため、当該内側ノズルインサートが洗浄のために取り外し可能であるというのは、有利であろう。内側ノズルインサートの洗浄はそれによって、非常に単純化される。]
[0033] 熱空気ノズルはさらに円形のフランジ26を備えており、当該フランジは、使用済みの熱空気を廃棄するよう構成される流出開口部27を備えている。出口開口部は、好ましくは、チューブ充填機の熱空気のための排出管と連結されている。]
[0034] ノズルインサートは、チューブ充填機の熱空気源からの熱空気を、チューブの特定の箇所に向けることに適応された出口開口部17を備えている。内側ノズルインサート12,13の出口開口部は、インサートのまっすぐな箇所の上部縁部の周辺に、ガイド端部に隣接して位置している。外側ノズルインサート14,15の出口開口部は、インサートの上部縁部、内側ノズルインサートに向けられた凹面に位置している。突出縁部25は、出口開口部17とガイド端部18,19との間に配置されている。当該縁部の目的は、できる限り、まさにチューブに熱空気が入らないように、出口開口部からの熱空気の流れを、熱ガスノズルの流出開口部27への方向に向けさせることである。これは、チューブの不必要な加熱を妨げる。縁部の寸法は、チューブを容易に、エッジ上で滑らせることができるようになっている。]
[0035] ダブルチューブがシールされかつ接合されることになると、充填されたダブルチューブは、チューブ充填機の熱空気ノズルへと運ばれる。ダブルチューブはチューブ充填機で整列させられるので、第1のチューブ2は、ガイド端部18によって第1の内側ノズルインサート12に運ばれ、同時に第2のチューブ3は、ガイド端部19によって第2の内側ノズルインサート13に運ばれる。ダブルチューブは、チューブの端部が熱空気ノズルの出口開口部と合わさるように、最も高い位置で止められる。]
[0036] ダブルチューブが熱空気ノズルに位置すると、熱空気が出口開口部を通って導かれる。第1の実施形態においては、すべてのノズルインサートが、同じ熱空気源に繋げられている。この例では、ノズル本体は、熱空気源に繋がっている1つの単独の開口部を有している。熱空気は、ノズルが熱空気を連続的に吹き出すように、常に活性化されてよく、あるいは熱空気ノズルが正確に位置づけられたときに、熱空気が活性化されてよい。]
[0037] 内側ノズルインサートの出口開口部が、チューブの内側の面に熱空気を向けるのと同時に、外側ノズルインサートは、互いに向かい合っている、チューブの外側の面に熱空気を送るようになる。接合されることになる面の直接加熱によって、チューブ素材が熱活性化されることにより、それぞれのチューブが正確にシールされ、かつチューブが正確に接合されることが保証される。これは、チューブがマルチレイヤー素材たとえばアルミニウムバリア層を有する素材から成る場合に、特に有利である。もしこのような素材が、1つの側から加熱されるだけであれば、その結果は、加熱されない側が冷たすぎるか、あるいは加熱される側が熱すぎるかのどちらかである。]
[0038] ノズルインサートの出口開口部の数と大きさは、シールされることになるダブルチューブに適応される。素材に応じて出口開口部の数と大きさを変えてよい。内側ノズルインサートの出口開口部と、外側ノズルインサートの出口開口部との関係は、最適なシールと接合とが得られるように、変えられてよい。もし2つのチューブが異なる素材から成るのであれば、第1の内側ノズルインサートの出口開口部と、第2の内側ノズルインサートの出口開口部との関係も、第1の外側ノズルインサートの出口開口部と、第2の外側ノズルインサートの出口開口部との関係も、変えられてよい。]
[0039] 熱空気が、チューブ端部の熱シール可能な素材を熱活性化した場合、ダブルチューブは熱空気ノズルから下がる。連続した作業場では、ダブルチューブの端部はクランプ顎によってシールされる。クランプ顎は、繰り返し可能なシールが得られるように、好ましくは冷却される。]
[0040] 発展形態においては、熱ガスノズル10はさらに、冷却リング20を備えている。冷却リングは、第1の開口部21と第2の開口部22とを備え、当該2つの開口部は、第1の内側ノズルインサート12と第2の内側ノズルインサート13と同じ形状をしている。第1の開口部と第2の開口部の大きさは、開口部が内側ノズルインサートを包み込むことができるように、内側ノズルインサートよりも大きい。それぞれの開口部は、斜めになったガイド面23,24を備えている。冷却リングは、この例においては円形であるが、別の外形も考えられ得る。冷却リングの外側部分は、当該冷却リングがあらかじめ設定された温度まで冷却され得るように、冷却回路たとえば冷却水回路への連結に適応されている。]
[0041] 冷却リング20は、熱ガスノズル10との連携に適応されている。これは、冷却リングを熱ガスノズルの上に装着することによって行われる。冷却リングが熱ガスノズルに取り付けられると、第1の内側ノズルインサート12は第1の開口部21に、第2の内側ノズルインサート13は第2の開口部22に備え付けられる。ガイド端部18,19は、チューブの端部が確実な方法で熱ガスノズルにガイドされるように、ガイド面23,24とともに、ガイド部を形成する。そのように、内側ノズルインサートと冷却リングの開口部との間に、隙間が作られる。隙間の幅は、チューブ素材の厚みと、熱空気の異なるパラメータとによって、特に決定される。開口部の大きさが、チューブが熱ガスノズルに容易にガイドされ得るようになっていれば、有利である。]
[0042] 冷却リングの目的は、一方では、チューブ端部のガイドを改善することであり、他方では、端シール部6に最も近いチューブの部分を冷やすことである。これは、チューブの他の部分が不必要に加熱されないことを保証する。シールされる間一緒にプレスされるべきでない領域においてチューブを加熱すれば、たとえばチューブ素材が破損されやすくなるか、あるいは美的な意味において外側の面が、たとえばチューブのプリントあるいはチューブ素材の変色によって変質されるかもしれない。ノズル本体と冷却リングとの間には空気の通路が作られ、出口開口部17からの熱空気を流出開口部27に向ける。その結果熱空気は、流出開口部を通って廃棄されるときに、部分的に冷やされる。]
[0043] 本発明に係る熱空気ノズルのさらなる発展形態においては、当該熱空気ノズルは、それぞれのノズルインサートのための、分離した熱空気コンジットを備えている。このように、それぞれのノズルインサートへの空気の流れは個別にコントロールされることができ、これはすなわち、各ノズルインサートへの空気の流れを調節することによって、異なるタイプのダブルチューブを、同じ熱空気ノズルで加熱できるということを意味する。たとえば、第1のチューブと第2のチューブとが、異なるチューブ素材、すなわち異なる熱活性化の特性を有しているであろうチューブ素材から成っていることが可能である。内側ノズルインサートへの空気の流れは、その結果、個別にコントロールされ得る。このように、熱ガスノズルは、別のタイプのダブルチューブがシールされる場合に、交換される必要がない。]
[0044] 1つの実施形態においては、熱空気ノズルは、測定し、信号をコントロールユニットに送信する温度センサ(図示せず)を備えている。空気の量を知ることで、必要とされる加熱時間が、測定された温度から算出され得る。このように、たとえ温度が変化する場合であっても、正確なシールが保証される。空気の流れが変化するのであれば、当該空気の流れを測定することも可能である。]
[0045] 本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、多くのさらなる改良や変更が、後続の特許請求項の範囲内で可能である。]
[0046] 1ダブルチューブ
2 第1のチューブ
3 第2のチューブ
4チューブショルダ部
5キャップ
6 端シール部
10熱ガスノズル
11ノズル本体
12 第1の内側ノズルインサート
13 第2の内側ノズルインサート
14 第1の外側ノズルインサート
15 第2の外側ノズルインサート
16ロックスクリュー
17出口開口部
18ガイド端部
19 ガイド端部
20冷却リング
21 第1の開口部
22 第2の開口部
23ガイド面
24 ガイド面
25突出縁部
26フランジ
27流出開口部]
权利要求:

請求項1
ダブルチューブ(1)の端部を加熱するために構成された熱ガスノズル(10)であって、前記ダブルチューブが第1のチューブ(2)と第2のチューブ(3)とを具備してなり、前記熱ガスノズル(10)が第1の内側ノズルインサート(12)と第2の内側ノズルインサート(13)とを具備してなり、前記内側ノズルインサートが、前記チューブ(2)および(3)の内部に位置する箇所を熱空気で加熱するよう構成された複数の出口開口部(17)を備える熱ガスノズル(10)において、前記熱ガスノズル(10)がさらに第1の外側ノズルインサート(14)と第2の外側ノズルインサート(15)とを具備してなり、前記外側ノズルインサートが、前記ダブルチューブの、外側にかつ前記チューブ(2)および(3)の間に位置する箇所を加熱するよう構成された複数の出口開口部(17)を具備してなり、前記ダブルチューブがシールされた後に前記箇所は前記チューブ(2)および(3)を接合するようになっていることを特徴とする熱ガスノズル。
請求項2
前記第1の内側ノズルインサート(12)と前記第2の内側ノズルインサート(13)とが、前記出口開口部(17)からの空気の流れを導くよう構成された突出縁部(25)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の熱ガスノズル。
請求項3
前記第1の内側ノズルインサート(12)と、前記第2の内側ノズルインサート(13)と、前記第1の外側ノズルインサート(14)と、前記第2の外側ノズルインサート(15)の少なくとも1つが、前記熱ガスノズルに取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の熱ガスノズル。
請求項4
前記第1の内側ノズルインサート(12)と前記第2の内側ノズルインサート(13)とがそれぞれ、ガイド端部(18,19)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の熱ガスノズル。
請求項5
前記第1の内側ノズルインサート(12)の前記出口開口部(17)の総面積が、前記第2の内側ノズルインサート(13)の前記出口開口部(17)の総面積と異なっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱ガスノズル。
請求項6
前記第1の内側ノズルインサート(12)と、前記第2の内側ノズルインサート(13)と、前記第1の外側ノズルインサート(14)と、前記第2の外側ノズルインサート(15)の少なくとも1つが、分離した熱空気コンジットから熱空気を供給されるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱ガスノズル。
請求項7
前記熱ガスノズルはさらに、該熱ガスノズル(10)と連携するよう構成された冷却リング(20)を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱ガスノズル。
請求項8
前記冷却リング(20)が2つの開口部(21,22)を備えており、該開口部に前記第1の内側ノズルインサート(12)と前記第2の内側ノズルインサート(13)がはまることを特徴とする請求項7に記載の熱ガスノズル。
請求項9
前記開口部(21,22)はガイド面(23,24)を設けられていることを特徴とする請求項8に記載の熱ガスノズル。
請求項10
請求項1から9のいずれか一項に記載の熱ガスノズルを具備してなることを特徴とするチューブ充填機。
請求項11
互いに隣り合って配置された第1のチューブと第2のチューブとを具備してなるダブルチューブをともにシールしかつ接合するための方法であって、前記第1のチューブおよび前記第2のチューブの内部箇所を内側ノズルインサートで加熱するステップと、前記第1のチューブおよび前記第2のチューブの外部箇所を外側ノズルインサートで加熱するステップであって、前記ダブルチューブがシールされた後に前記加熱された外部箇所が前記チューブを接合するように、前記加熱された箇所が前記第1チューブと前記第2チューブとの間に位置されている、ステップと、前記ダブルチューブの端シール部をクランプ顎でシールしかつ接合するステップと、を備えることを特徴とする方法。
請求項12
前記ダブルチューブの前記内部箇所と前記外部箇所とは、同時に加熱されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
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